>決闘4−2 2ターン越しの攻撃!『デビルガイ』
「俺は青眼の白龍で『ブラック・マジシャン・ガール』を攻撃!」
彰 LP 2300→1600
「うぐぅ………っ」
「…………ターンエンドだ!」
―残りライフは1600… ここで… 引かなければ
「俺のターン…」
―流れを『変える』カードを!!!!
「ドロォォッッ!」
―… これは……!!!
彰の表情を見て空も少し楽しげな笑顔を見せる。
「……来た様だな?…『流れを変えるカード』が」
「あぁ! …行くぜ!俺は『D−HERO デビルガイ』を召喚!」
D-HEROデビルガイ 攻撃力:600 守備力:800
「D-HERO…!?あのエドが使っていた…」
「そして!デビルガイの効果発動!!!」
「効果だと!?」
「へへっ… このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する場合、
1ターンに1度だけ相手モンスター一体をゲームから除外することが出来る!」
「…まさか!!??」
「そのまさかだ!除外するモンスターは…青眼の白龍!」
「なぁ…ッ!!??」
「このカードの効果を使用したプレイヤーはこのターン先頭を行えない!
この効果によって除外したモンスターは2回目の自分のスタンバイフェイズ時に
同じ表示形式で相手フィールド上に戻る!
…これでターンエンドだ!」
―まさか… ここまで追い詰められるとは…
「俺のターン、ドロー」
―…これは…!
「D-HEROは俺も使うぜ?わずかだがな…」
「…!!」
「俺は魔法カードDースピリッツを発動!自分フィールド上に
『D-HERO』と名の付くモンスターが存在しない場合、手札からレベル4以下の
『D-HERO』と名の付いたモンスターを特殊召喚することが出来る。
俺が特殊召喚するのは…『D-HEROダガーガイ』!」
D-HEROダガーガイ 攻:300 守:600
「…?デビルガイには及ばないぜ?」
「あぁ、分かってるさ。 ターンエンド」
―…?
「ドロー!」
「このターン、青眼の白龍が復活する!」
「俺は手札より魔法カード『黒魔術のカーテン』を発動!
ライフを半分払い、ブラック・マジシャンを召喚だ!」
彰 ライフ 1600→800
ブラック・マジシャン 攻:2500 守:2100
「だが、それでは青眼の白龍には及ばずに破壊される!」
空がそういうと彰はふっと笑った。
「あぁ、そうさ。だが、上手いことにこのカードが来てくれてさ…」
彰が手にしたカード…それは魔法カード『巨大化』だった。
「魔法カード『巨大化』発動!ブラック・マジシャンの攻撃力が倍になるぜ!」
ブラック・マジシャン 攻:5000 守:2100
「ご、5000…!!!??」
「いっけぇぇぇ!!ブラック・マジシャン、青眼の白龍に攻撃だぁっ!」
空 ライフ 2650→650
「ぐ…っ…」
「ターンエンド!」
「ドロー…
…俺はメカ・ハンターを守備表示で召喚」
メカ・ハンター 攻:1850 守:800
「最後の無駄な抵抗さ。ターンエンド」
空は少しあきらめたように笑った
「俺のターン、ドロー
俺はヒステリック・天使を召喚!」
ヒステリック・天使 攻:1800 守:500
「ヒステリック天使でメカ・ハンターを攻撃!
…そして、ブラック・マジシャンでダイレクトアタック!」
空 ライフ 650→0
「うわああああぁぁぁぁぁ…」
デュエル終了。結果は彰の勝利。
「おい、空…。 最後やる気なかったのかよ!?」
「うーん… そう言われてもさぁ… ブルーアイズやられたら
それでもう負けが確定したようなものなんだよ…」
「でもさ、メカ・ハンターとか強いじゃん!そう落ち込むなって!」
「…いや、別に落ち込んでいるわけでは…」
空は苦笑している。 彰はお構い無しに話し続ける。
「そうだ…! 今からさ、近所の店でカード買っていかねぇか?」
「おっ、いいな。 そうしようぜ〜」
「じゃ、行こうぜ!」
「ん?あ、ああ、行くか…」
>決闘5 新たなる力、そして友達
―カード販売店にて…
「なぁ彰、お前ってどんなデッキなんだよ?」
「えっ、俺のデッキ…?」
空の突然の質問に戸惑う彰。
「俺はさ、ドラゴン系を中心にいろいろ混ぜたようなものなんだけど…」
空はデッキを広げて彰に見せる。
「俺はD-HEROに魔法使い族にその他いろいろ…だな」
「D-HEROか…。じゃ、このパックとかはどうだ?」
彰の眼前にひょいとパックを取り上げる。
「あぁ…これか…。何か新しく出たって言うパックの…」
空は彰の顔を覗き込み少し微笑んだ。
「俺はもちろんこれだ!よし、購入、と!」
何のためらいもなく即座に購入。
―空はある意味すごいな…
「んじゃ、俺も空が見つけてくれたこれを買うか」
「どうだ、彰? いいのあったか?」
「あぁ、お陰様で。ほら…」
彰は一枚のカードを空に見せる。
「ど、ドグマガイ…!」
「こいつは必ず俺の戦力になってくれる!信じるぜ!」
「はは…っ、すげぇな、ドグマガイ…」
空は少し愛想笑をすると購入したものを開け始めた。
「俺も良い物入ってたぜ!青眼の究極竜だ!」
「おおおお!!!すげぇ!!!!攻撃力半端無く強いな!」
「だろ!嬉しいぜ〜♪」
そう言うと空は彰に背を向けカードを見始めた。
―デステニー・デストロイ、か………
「あなた達…何してるんです…?」
「えっ!?」
突然声がかけられ彰と空は目を丸くさせ振り返った。
「だ、誰…!?」
「あ、はい、僕は陣明です…」
黒い髪に青い瞳…
「俺は流月空。宜しく、陣」
「俺は神谷彰だ。俺とお前は今から友達だ!」
「友達…嬉しいです! 宜しくお願いします、空さん、彰さん!」
「「宜しくっ!」」
空と彰の声が重なった。
「あ…っ、青眼の究極竜ですね!やっぱ強いです!すごいです!」
「す、すごい…いやぁ、それほどでも…」
「おい空… 俺は青眼の究極竜をほめているように思えるぞ」
「うっ、うっせぇ!」
顔を少し赤くして反論する空。
「僕は城乃内さんを目指してるんです!ほら!」
陣が広げたデッキはかつての決闘者…城乃内が使っていたのと
半分以上同じデッキだった。
「へぇ、レッドアイズ…」
「すげぇ!レッドアイズ初めて観たような気がする!」
「あっ、そうですか!城乃内さんも格好いいけどレッドアイズも格好良いんです!」
陣はそう言うと無邪気に笑った。
「ま、何はともあれ、新しい友達…いや、仲間だ!宜しくな!」
「はい!」
決闘4−2、5fin.
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